苗字制定記念日
- 風雅 千輝
- 2024年2月13日
- 読了時間: 3分
2月13日は『苗字制定記念日』だそうです。
1875年2月13日に明治政府が太政官布告として「平民苗字必称義務令」を公布し、
すべての国民に苗字(名字・姓)を名乗る事を義務付けたことに由来します。
この布告令は「必ず苗字を名乗ること、祖先由来の苗字が分からない者は新たに苗字を
つけなさい。」というものでした。
江戸時代には名字帯刀が制限された事から「苗字があったのは武士だけ」と語られる
事がありが、そのような時代でも私的には貧農であっても苗字を持ち、行事等で
使用していた事例が数多く報告されています。
古くは室町時代に武士以外の人たちが苗字を名乗っていたという資料もあります。
江戸時代には武士以外は〝公的に〟苗字を名乗ることが出来なかったという事です。
自分苗字の由来を知っていますか?
苗字の由来の8割が土地・地域の名前や地名だそうです。
公的に苗字を名乗れなかった人達は名前を名乗る時に「○○(住んでいる場所の名前)の△△(自分の名前)です」と名乗っていたので、苗字をつける際に地名等が多く
なったそうです。
苗字(姓)・名前って大事ですよね。占い師が使う占術に「姓名判断」等があり
字の画数も重要となります。
祖先から継ぐ苗字にプラスその人の名前をつける 難しいですよね~
字の画数、読み方、人に与える印象 色々と考えると大変ですよね。
でもそれだけ名前は重要という事でしょうね。
そこで名前に関して、ある超有名芸能人がとった行動の逸話を紹介します。
すでに亡くなった超有名俳優が、実は在日韓国人で名前が韓国名でしたが、日本人名での
芸名でデビューし、瞬く間にその俳優と名前が、誰もが知る超有名なものとなりました。
そこで、その俳優は、役所に行き「私は、韓国人なので本名は日本人名ではない
この事実を私のファンが知ってしまうと大きなショックを受けるので、事実が世間に
知られていない今のうちに、本名を芸名として使用している日本人名に変えてほしい」と
お願いしたそうです。
それを聞いた役所の戸籍係の人が、個人の判断で、俳優の戸籍に書かれている本名を
その場で手書きで芸名に書き換えたそうです。
手書きで名前を書き換えただけで、本名の変更手続が完了したそうです。
役所の対応もすごいですが、この俳優さんは、名前に対して『人に与える印象』『影響力』というものを1番に考えたのでしょうね。
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